「図書館とかは集中できるのに自分の部屋だと集中できない」と思ったことはありませんか?
図書館や学校などの空間は勉強など捗るのに、自分の家・部屋だと集中力が続かないことがあります。
今回はその原因についてご紹介します。
なぜ家だと集中できないのか?
自宅で集中力が続かない、気が散る原因は、自分の所有物が多いからです。
要するに視界に映るモノが原因です。これはアファーダンスという考え方で「環境が動物や人間に対して提供する価値や意味、または知覚や行為を指す認知心理学概念」です。
アフォーダンスの例としては、次のようなものがあります。
「環境のあらゆる要素が動物や人間に影響を与え、その環境に適合した行動をとることを変える」
- テレビのリモコンの赤いボタン→ 電源ボタン
- ペットボトルにキャップの矢印→ 右にひねる
- 照明のボタン→ on/offのボタン
などの例は、文字が書いてなくても私たちは無意識やなんとなくで行動を理解することができます。
つまり、自宅では自分の持ち物が多いため、様々な行動が脳に促進され、集中力が分散しやすく、勉強など1つのことに集中しにくいからです。
例えば、
自宅に戻ると洗濯物が溜まっている光景→ 洗濯しないといけないと思う
自宅に戻ると洗っていない食器の光景→ 洗わないといけないと思う
自宅に置いてある漫画→ 久々に読みた
視界にスマホが映ると→ メールやSNSを確認したくなる
などは、モノ=情報なのです。
図書館などの環境は、モノが統一されシンプルな環境です。旅行先の旅館やホテルも同じで新鮮な空間を味わうことができます。
これらは自分の所有物が少ないため、脳の負荷が軽くなります。
自宅で集中力が続かない・気が散る原因は、視界にモノという情報を見ることが原因です。
対策
今回は、自宅で集中力が続かない・気が散る原因についてご紹介しました。
では自宅で集中するにはどうすればいいのでしょうか?
答えはシンプルで気が散るもの(情報)を視界からなくすことです。
例えば、勉強する机周りや部屋にはものを置かないなどです。
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